豆知識

介護度を決める基準は?

 よく、「うちのおばあちゃんは、あんなのなのに介護1だったのよ!!」とか、「え・・・あれで介護3?」なっどのような言葉を私は職業上よく聞きます。そこで、介護度を決める基準を簡単にご説明しますs。

 介護度を決める基準は、「介護にかかる手間・時間」です。

 1次判定ではコンピューターにできる事や出来ない事を打ち込みます。そこで、1次判定が決まります。またケアマネージャーが認定調査にきて、何ができて何ができないか細かく聞いて資料を作成し、主治医にも医学的所見から意見書を依頼し、主治医意見書という書類を作成します。

 そして、その方のケアマネージャーからの情報と主治医意見書を認定審査員が読み込み、「認定審査会」で最終的に決まります。これが所謂2次判定です。その審査会でも、その書面から「どれだけ介護に手間・時間がかかるかを議論します。」

 例えば1次判定で要介護2が出た場合に、ケアマネージャーと主治医の資料を読み、「これだけ介護に手間や時間がかかるな介護3じゃない?」とか「これだったら介護2のままでいいんじゃない?」、「あんまり手間がかかってなさそうだから介護1でいいと思います!」等と話し合います。

 なので、主治医やケアマネージャーに、きちんとご家族の方から「手間や時間がかかる要素」を伝えないと適正な介護度がでないことが多いです。

 ただ、だからと言って大げさに言ったり、嘘を言ったりしてはいけないですよさ(;^_^A

介護度1~5

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